|
2024年5月9日
日販グループホールディングス・富樫建氏
2019年10月に設立して、37社の連結子会社を有する日販グループホールディングス(日販GHD)。取次会社、日本出版販売は厳しい状況であるものの、グループ会社の業績は好調だ。4月1日付で代表取締役社長に就いた富樫建氏(48)は「日販の物流、情流、人的ネットワークがあるからこそ、成り立っている」と語る。そんな富樫新社長にグループ全体の将来像と日販の現状を聞いた。(聞き手=本紙・丸島基和)
トーハンの近藤敏貴社長は4月24日、東京・文京区のホテル椿山荘東京で行った2024年度「全国トーハン会代表者総会」で、2019年度から23年度までの5カ年中期経営計画「REBORN」の実績を報告した。19年度は連結・単体で赤字だったが、20年度からは4年連続で黒字を確保するなど、「一定の成果を得た」と述べた。ただし、構造的な課題を残す取次事業について危機感を強く表し、出席した出版社にさらなる協力を求めた。今期からスタートする3カ年中期計画の骨子と全社方針については、川上浩明副社長が説明した。
|
「上野の森親子ブックフェスタ」が5月4・5日、東京・台東区の上野恩賜公園および周辺施設で開催された。初日には開場を待つ来場者が約200メートルにわたって列をつくった。両日とも晴天に恵まれて多くの人出で賑わった。
|
|
閲覧数ランキング(過去2ヶ月分の記事が対象)
|
|
|