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2024年5月16日
中西専務
日本出版販売が厳しい商環境のなかで、取次事業の再編を図っている。「2つのプラットフォームをインフラにして、業界全体を底上げしたい」という中西淳一専務と、「持続できる出版物流にする」という伊藤宏治常務。マーケティング本部長と物流本部長を担う2氏が描く近未来の姿を聞いた。(聞き手=本紙・丸島基和)
日本書店商業組合連合会の組織委員会はこのほど、4月1日現在の組合加盟書店数が前年から129店減の2536店になったと報告。12店の新規加入があったが、141店が脱退した。ピークだった1986年の1万2935店から37年連続マイナスとなり、2割弱まで縮小した。
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KADOKAWAは5月9日、2024年3月期(23・4・1~24・3・31)連結決算を発表した。売上高は2581億0900万円(前年比1・0%増)、営業利益は184億5400万円(同28・8%減)、経常利益は202億3600万円(同24・1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は113億8400万円(同10・2%減)。売上高は過去最高を更新したものの、前期好調だった「ゲーム」事業が減収し、減益決算となった。
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