|
2025年7月31日
笠原書店岡谷本店
長野県の諏訪郡市書店組合は2018年から、公共図書館に対して地元書店からの資料購入を促すプロジェクト「諏訪モデル」を開始。6市町村に働きかけてきた。岡谷市では現在、笠原書店から書籍の9割超を購入するなど成果を上げる。「地元でもできる。地元だからこそできる」をモットーに、迅速な納品や地域に資する施策を実現させてきた。その経緯や実践法を笠原新太郎社長に聞いた。(本紙・勝本育実)
全国出版協会・出版科学研究所は7月25日発売の「季刊 出版指標」2025年夏号で、25年上半期(1~6月期)の紙と電子を合わせた出版市場(推定販売金額)を7737億円(前年同期比2・1%減)と発表した。内訳は、紙が4926億円(同5・4%減)、電子が2811億円(同4・2%増)。
|
日本書店商業組合連合会はこのほど、官公庁・自治体と公共・学校図書館に対して再販売価格維持契約書の一部改定における要望書とそれに関するQ&Aを作成した。
要望書は、5月1日に一部改定した再販契約書のひな型について、地元自治体への周知を促すことを目的としている。官公庁・自治体に対しては、地元書店優先の図書調達と定価での購入の2点、公共・学校図書館に対しては2点に加え、図書装備にかかる費用の別予算 ...
|
|
閲覧数ランキング(過去2ヶ月分の記事が対象)
|
|
|