2018
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2018年7月19日

本を読まない世間と対峙する本屋/寄稿:ライター・石橋毅史

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ジュンク堂書店難波店で行われた福嶋店長の講演会
 日頃、本を読まない人をいかに本好きにしていくか。いま、それぞれの書店がこの命題に挑んでいる。読書推進といえば聞こえはいいが、実際は地道な作業である。それはすなわち、「世間とどう対峙するか」であるというライターの石橋毅史氏に、書店の取組みについてルポしてもらった。(編集部)

小学館、〝脱シュリンク〟有効性検証/「フラワーコミックス」20%超伸長/10法人・36書店で実験

 小学館が書店の来店者を増やすことを目指し、コミックスのシュリンクを外して陳列する実験を行い、このほどその結果を発表した。「脱シュリンクパックプロジェクト」と銘打った実験は3月1日から5月末日まで、10法人・36書店で、1巻と最新刊を対象にして実施。少女・女性向けの「フラワーコミックス」の販売冊数が顕著に伸びた。今後、他の出版社にも呼びかけて、その有効性を検証していく。

三省堂書店神保町本店、POD本のニーズ高まる/売上げ3年間で1.5倍に/コンテンツ2万5000点に拡大

 三省堂書店神保町本店が手がけるプリントオンデマンド(POD)出版による売上げが、この3年間でおよそ1・5倍に伸長して好調に推移している。「最短30分」で製作できる絶版本などのニーズが高まっている。データを供給する出版社が急増し、印刷・製本できるコンテンツが約2万5000点にまで拡大したことで、利用する読者が増えた。印刷・製本技術が改良されて「本」の品質も向上し、原価も下がったことから収益性もアップしている。
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