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2024年7月25日
渡辺氏(右)と長谷川氏(左)
2023年、雑誌の推定販売金額は老舗誌の休刊などで全ジャンルが減少。前年比7・9%減の4418億円(出版科学研究所調べ)と厳しさを増している。そんななかで雑誌編集長はどのような思いで現状と向き合い、誌面をつくっているのか。ファッション誌「otona MUSE(オトナミューズ)」(宝島社)の渡辺佳代子編集長と、生活情報誌「オレンジページ」(オレンジページ)の長谷川美保編集長に話を聞いた。(聞き手・構成=本紙・三浦俊介)
「BOOK MARKET2024」が7月20・21日、東京・台東区の都立産業貿易センター台東館7階で行われた。猛暑のなか、多くの本好きが来場した。近年、出展を希望する出版社が増えたことで、これまであったイベントスペースを廃してブース会場を拡大。74社が61ブースを出展し、読者とコミュニケーションをとって即売した。
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千代田区立千代田図書館はさきごろ、東京・千代田区の日比谷図書文化館で書店・図書館・出版社の交流を図る集会を催し「出版社による図書館の蔵書欠本調査」の実施を提案。発案者の菊池壮一氏(元日比谷図書文化館図書部門長)は出版界の再興に向け「現実問題として着手できる第一歩を」と訴えた。
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