2020
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2020年1月16日

紀伊國屋書店若手4氏座談会、「50年後の書店像」を語る/出席者:吉野裕司氏(新宿本店次長)、熊島正博氏(セブンパークアリオ柏店店長)、平野高丸氏(さいたま新都心店店長)、神矢真由美氏(横浜店店長代理)

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吉野裕司氏
 紀伊國屋書店には、50年後の書店像を話し合うプロジェクト「店売総本部若手10人の会」があり、3年後の新宿本店リニューアルを見据え、議論を続けている。新宿本店は1964年の紀伊國屋ビル竣工以来、55年間にわたり営業してきた。昨年9月から耐震補強工事に着手し、それと併行して未来においても親しまれる店づくりを模索している。ここではプロジェクトメンバーの吉野裕司次長(新宿本店)、熊島正博店長(セブンパークアリオ柏店)、平野高丸店長(さいたま新都心店)、神矢真由美店長代理(横浜店)に50年後の書店像について話を聞いた。(聞き手=編集部)

悠々会・高井会長「直取引」で仕入れ条件改善を/「待ったなしの状況」、慣習改め構造改革を提唱

 悠々会の高井昌史会長(紀伊國屋書店)は1月10日、東京・千代田区の帝国ホテルで行った新年会で、書店と出版社が直接取引を進めて、仕入れ条件を改善、適正な補充・在庫に努めて売上げ向上と返品率減少を図っていく必要があると提言した。業界3者が抱えるそれぞれの課題を挙げながら、「仲良く経営できた時代は終わりに近づいている。待ったなしの状況」とし、業界の構造改革を呼びかけた。当日は業界4団体のトップが挨拶。日本雑誌協会の鹿谷史明理事長(ダイヤモンド社)は「最大の課題は出版輸送問題」とし、日本出版取次協会の近藤敏貴会長(トーハン)が同問題の背景を伝えた。

書店新風会、新年初日売上げ4.6%増/大型商業施設店が好調、購買客数も6割超店で増加

 書店新風会会員書店の営業初日の売上げが前年同日比4・6%増となった。元日に営業した店舗は約50%(前年同日比13%減)。初日はコミックが牽引するかたちで伸び、「購入客数」が増加した書店も全体の6割を超えた。とくに大型商業施設に入居する書店が好調だったという。1月8日、東京・新宿区のハイアットリージェンシーで行われた新年懇親会で大垣守弘会長(大垣書店)が発表した。同会長は「会員の増強」が今年のテーマとし、組織・販売力の向上に意欲をみせた。
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