2018
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2018年6月21日

内沼晋太郎氏の「本と本屋の可能性」/インタビュー:ブック・コーディネーター・内沼晋太郎氏に聞く

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本を活かす複合化を提唱する内沼氏
 ブック・コーディネーターとして、数々の書店を生み出してきた内沼晋太郎氏がさきごろ、NHK出版から『これからの本屋読本』(本体1600円)を上梓した。これから書店を開業する人に向けた教本のような同書。従来の書店概念を変えるヒントが盛り込まれている。  「本」を正確に定義することはできず、その対象は「本屋」が「本」として扱うものすべてに及ぶ。店舗がなくても、ブログやブックイベントなど、本の魅力を伝える人も「本屋」と位置づけ、従来の「書店」とは異なる新たな視点から本屋の可能性を見出す。  いま書店に必要なものは「ダウンサイジング」と、本以外の商品を複合させる「掛け算」。花や自転車、不動産など、想像を超える様々なキーワードから、本と組み合わせた店づくりを提言してもいる。「本以外のことを考えることは、本を第一に扱うことと矛盾しない」という内沼氏。  新刊書店「本屋B&B」、出版社「NUMABOOKS」、各種コンサルティングやブックイベントの実行委員、読書用品「BILIOPHILIC」の商品開発も手がけている同氏が描く「本と本屋の可能性」について聞いた。(聞き手=編集部)

図書普及決算、発行高419億円 前年比9.2%減

 図書カードNEXTを発行する日本図書普及は6月18日、東京・新宿区の本社で58期(H29・4・1~同30・3・31)の決算を発表した。加盟法人数が前年から290社減少し、発行高は419億1400万円(前年比9・2%減)と大きく落ち込んだ。決算のうえでは、昨年の赤字から当期純利益2億6206万円を計上しているが、相賀昌宏社長(小学館)は、国債の利子がほぼゼロで、資金運用による利益が捻出できなくなっている現状に強い危機感を示した。

大阪北部地震/一部書店天井落下など被害、多くの店で当日臨時休業

 6月18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする地震があり、大阪・北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱の揺れを観測。多くの書店に被害が及んだ。本紙の取材で人的被害は確認されていない。書店や出版社の流通センターでは商品が落下。天井落下、水濡れの被害も出た。交通網が乱れ、出勤できない従業員も多かったため、復旧作業が遅れたケースもあったようだ。当日は、臨時休業や閉店時間を早めて対処する書店が多かった。
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