2019
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2019年10月17日

〝街の本屋〟の存続賭けた取組み/石堂書店(横浜・港北区)「まちの本屋リノベーションP」

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石堂智之氏
 横浜・港北区の妙蓮寺にある石堂書店は、生活感ある商店街に根差した〝まちの本屋〟だ。1949年の創業以来、地元の人々に愛されてきたが、出版不況に伴う経営難から昨年までは閉店も検討していたという。しかし創業70年を迎えた今年、同地の不動産・建築店「住まいの松栄」(松栄建設(株))、出版社の(株)三輪舎と「まちの本屋リノベーションプロジェクト」を立ち上げ、イベントなど新規事業を模索。9月にはクラウドファンディングで改装費221万5500円を調達した。同店の存続を賭けた取組みについて取材した。(本紙・杉本憲史)

台風19号、床上浸水など書店被害

 10月12日から13日にかけて西日本から東北地方の広範囲に影響を及ぼした台風19号。蔦屋書店東松山店(埼玉)で床上1・6メートル、博文堂書店千間台店(同)で床上50センチメートル浸水するなど、多くの書店で被害があった。書店関係者の人的被害はない模様(14日時点)。9月9日、千葉県に上陸して甚大な被害を及ぼした台風15号の教訓を生かして難を逃れた書店、倉庫会社もあった。交通機関が運行を再開した13日は、書店に客が押し寄せ、売上げが上がった店が多かった。

ノーベル化学賞、吉野彰氏著書・関連書が重版/「リチウムイオン電池~」書店注文殺到

 10月9日に旭化成名誉フェロー・吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞したことを受け、同10日、出版社4社が関連書を増刷した。吉野氏の著書や監修書を多く刊行しているシーエムシー出版は、『リチウムイオン電池が未来を拓く 発明者・吉野彰が語る開発秘話』など4点を重版。記者会見で吉野氏が科学への興味をもつきっかけになった本として紹介した、ファラデー『ロウソクの科学』を刊行している岩波書店とKADOKAWAも重版を決めた。
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